2月のひと月ひと花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏目麻衣さんからの花の絵と便り

 

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小学一年生の冬。

 

クラス全員が球根をひとつずつ貰って、育てる、という授業がありました。

わたしの手にも小さな球根がひとつ。

 

土に植えて、どんな花が咲くか知らないまま、過ごす日々。

 

ある日、芽が出て、花が咲きました。

黄色くて小さな花。なんてかわいらしい!

 

先生に訊くより先に、母に花の名前を尋ねると、

「クロッカス」という花だと、教えてもらいました。

 

花が咲いたこと、そしてその花の名前を知ること、

それがうれしくてうれしくて。。

今でもよく覚えている大切な思い出です。

 

そう、2月のひと花は「クロッカス」

 

わたしにとってこの花は、花を育てる喜びを教えてくれた花です。

 

 

 

「ひと月ひと花」は2017年3月15日に、

季節を巡る1年間の展示として始まりました。

 

2月のひと花で12回目。

1年を巡ったところではありますが、

これで終わりではなく、なんと、続きができました。

 

 

「ひと月ひと花の12ヶ月」 3月21日~5月7日

 

 

2017年3月からの12枚の花の絵を、coromo-cya-yaの店内にて展示販売いたします。

 

店内にお越しの際はぜひ、ご覧下さい。

12ヶ月分の花たちがお迎えいたします!

 

 

夏目麻衣

 


 

夏目さんから届く毎月の花の絵と短いお便り

 

今月で12枚目となりました。

「今度の花は何を書いているんですか?」

その問いに、即答し、力強いトーンで返ってきた今月の花。

 

私の日常にはまだ馴染みのない花だったのですが

見かける季節がいつも限られているあの花は

寒い季節からじわりじわりと育ち、

まだ春の気配がうっすらと感じる程度の中咲いている印象があります。

細かな季節の移り変わりを教えてくれる素敵な花だ。

 

春の芽吹きを感じるクロッカスを是非ご覧にいらしてください。

 

昨年の3月より12ヶ月ずっと花の絵を額に活け続けてくれた夏目さん。

彼女とつくったこの

「ひと月ひと花」という12ヶ月に渡る展示。

今までいただいている文を思い返すと

彼女が幼少のころから生きてきた生活の中に

「花」というのが、折々できちんと刻まれていることに気づき、

”イラストレーター夏目麻衣”さんと一緒につくってきた

ひと月ひと花なんだと、改めて感じました。

そして、彼女と出会ったから生まれた展示です。

 

3月21日から始まる12枚の花の絵の展示販売。

皆さまの12ヶ月を振り返り、そしてお気に入りの花がありましたら

ご購いただけます。

誰かの生活に一枚の花の絵が、豊かさをもたらしますように。

 

coromo-cya-ya  中臣 美香